特集 もっとうまくいく! 病診連携の「伝え方」―わかりやすく伝えるための診療情報提供書作成のコツ
第Ⅱ章 <診療科別>コンサルトのポイント
D.呼吸器科へコンサルト
2.間質性肺炎(精査・治療)
立石 知也
1
1東京医科歯科大学呼吸器内科
pp.547-549
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_547
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本症例は,間質性肺炎が進行しているため高次医療機関に紹介された例である.間質性肺炎は原因不明の特発性に分類されるものが最も多く,それ以外には膠原病肺,薬剤性間質性肺炎,石綿肺を含むじん肺,過敏性肺炎,好酸球性肺炎などが含まれる1).治療の方針はそれぞれの間質性肺炎の病型ごとに異なるため,例外を除いて専門医の診察を受けておくことを推奨したい.
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