連載 明日から使える! 臨床英語論文の書き方,書かせ方
第11回 これまでの連載を振り返って
坂倉 建一
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科
pp.1039-1044
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_1039
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連載を終えるにあたって
全10回にわたって内科のさまざまな領域の論文執筆および執筆指導のエキスパートの先生に同じ質問(Q1~Q7)をさせていただき,それぞれについて各先生独自の回答をいただくという形で執筆してもらった.最終回である今回は,それぞれの質問事項で各先生がどのように回答したのかを振り返り,各先生に共通する部分(論文執筆の定石),あまり共通しない部分(各先生独自のtips)をまとめた.
まず,10名の先生の専門領域は循環器(第1回,第8回),感染症(第2回),神経(第3回),血液(第4回),腎臓(第5回),総合診療(第6回),アレルギー・リウマチ(第7回),呼吸器(外科)(第9回),消化器(第10回)と偏りがない(表1).したがって,各先生に共通する部分は診療科の枠を越えた論文執筆の定石であるといえよう.
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