特集 内科医と睡眠障害―睡眠障害の診断と治療をプライマリ・ケアに
座談会
睡眠時無呼吸症候群の診療の実態と今後の展望
仁多 寅彦
1
,
玉岡 明洋
2
,
髙谷 久史
3
,
白濱 龍太郎
4
Torahiko JINTA
1
,
Meiyo TAMAOKA
2
,
Hisashi TAKAYA
3
,
Ryutaro SHIRAHAMA
4
1聖路加国際病院呼吸器内科
2東京医科歯科大学医学部睡眠制御学講座
3虎の門病院呼吸器センター内科睡眠呼吸器科
4RESM新横浜
pp.1151-1159
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1151
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仁多 1990年代からSAS(睡眠時無呼吸症候群)のCPAP(持続陽圧呼吸)による治療が始まり,最近は内科だけでなく,ほかの診療科でもSASやCPAPについて認識されてきており,当科でも「SASではないですか」と紹介されてくる機会が多くなりました.本日は,SASの検査と治療についての実際の臨床現場の様子についてお話を伺ってみたいと思い,大学病院の睡眠制御講座,総合病院の睡眠センター,睡眠専門のクリニックという,それぞれ違う立場で診療している先生方にお集まりいただきました.
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