書評
『立体視で理解する臨床心臓解剖アトラス[3Dメガネ付録つき]』
縄田 寛
1
1聖マリアンナ医科大学心臓血管外科
pp.130
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu78_130
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- 文献概要
2024年10月に南江堂より刊行された本書は,22,000円(税別)という高価なハードカバー本でありながら,3Dメガネを付録として添え,従来にない学習体験を提供する注目の書籍である.本書には,実際の心臓から得たデータをもとに再構築した三次元画像をアナグリフ(立体視画像)として数多く掲載している.そのボリュームは250ページ以上に及び,普段われわれが診療や検査で目にする心エコー像や実心臓の外観写真なども,理解を助けるため随所に挿入されている.
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