胸部外科医の散歩道
サボテンと共存する生活
笹子 佳門
1
1大阪健康管理センター
pp.694
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu73_694
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- 文献概要
私は心臓外科医として多忙に過ごしながら,サボテン栽培を続けてきました.多忙になるにつけ徐々に栽培品は減少し,日当たりのわるい家に移ったときにほぼ絶滅しましたが,実家に避難していたごく少数の苗が生き延びていました.心臓移植も落ち着いてきたころ,手術を後輩に任せるようになるとそれなりの時間を家で過ごすことが可能となり,サボテン道楽の復活と相成りました.
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