まい・てくにっく
Fallot四徴症におけるtransannular再建
猪飼 秋夫
1
,
北川 哲也
2
1静岡県立こども病院
2徳島大学心臓血管外科
pp.332-333
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu72_332
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Fallot四徴症の心内修復術は,その遠隔成績から現在は自己肺動脈弁温存術式を基本としているが,動脈下-漏斗部心室中隔欠損(VSD)やおおよそZスコア<-5(正常弁輪径の65%以下相当)の症例では,transannularパッチを用いた術式を選択する.右室流出路再建前に経右房でVSDのパッチ閉鎖を行い,可及的に壁側筋束,中隔筋束を切開する.
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