特集 進化した大動脈基部置換術
特集「進化した大動脈基部置換術」によせて
小野 稔
1
1東京大学心臓外科
pp.3
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu71_3
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1968年にBentallとDe BonoがBentall手術を報告して以来,大動脈基部置換手術は大きく進歩を遂げてきた.Bentall原法のアキレス腱であった遠隔期冠状動脈再建部瘤化を解決するためのCarell patch法やgraft interposeの手法(Cabrol法,Piehler法),異種大動脈基部による置換術,自己肺動脈弁による基部置換(Ross手術),特に組織破壊性の高度な基部
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