連載 胸部外科発展の軌跡―パイオニアの原著と足跡を綴る (第26回)
第26回 重症不全心を代行する人工心臓の開発
田邊 達三
1
,
松居 喜郎
1
T. Tanabe
1
,
Y. Matsui
1
1北海道大学循環器・呼吸器外科
pp.126-134
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu71_126
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高齢化社会において加齢とともに増加する心不全に対して心臓補助の研究が重ねられ,次第に長時間稼働する補助人工心臓(VAD)の開発へと研究は発展した.さらにVADはドナー不足の問題を抱える心臓移植に向けた橋渡し的な応用から,完全植込み型の人工心臓の開発へと進展してきた.
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