特集 通号200号記念特集! 2026年の現在地と未来図 ~“進化”し“深化”するがん看護~
第3章:患者中心のケアの実践 ~声にならない声を聴く~
AYA世代・希少がん患者支援と看護師の戸惑い
津村 明美
1
Akemi TSUMURA
1
1認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト/がん看護専門看護師
pp.160-162
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_160
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに:このテーマの“現在地”とは
AYA(adolescents and young adults)世代とは,思春期に始まり完全な成長および身体的成熟にいたる人生の期間のことで,年齢は15~39歳の思春期および若年成人世代を示す.AYA世代は,人として身体的にまた社会的に大きく変化する.この時期にがんを病むことによって,発達上の課題を乗り越えることに困難性を生み,心理社会的なさまざまな苦悩をより濃く抱えることがある.
看護師は患者のニーズに即した支援の方向性を模索しながら,戸惑いを抱えつつケアを実践しているのが現状である.

© Nankodo Co., Ltd., 2026

