特集 症状マネジメント ~症状のメカニズムを理解し,ケアに活かす!~
便秘 ~治療期~
三浦 よし子
1
Yoshiko MIURA
1
1済生会横浜市南部病院外来化学療法室/がん看護専門看護師
pp.248-252
発行日 2025年5月1日
Published Date 2025/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango30_248
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事例紹介
70代,男性,胃がん,腺がん,T3N3M1,多発肝転移,ステージⅣで,HER2陽性(3+),切除不能でがん薬物療法として,G-CapeOX+トラスツズマブ療法を開始した.治療開始前より上腹部痛があり,オキシコドン(徐放錠)10 mg/日,オキシコドン(即放性製剤)2.5 mgが開始となった.妻と二人で生活しており,症状マネジメント目的に訪問看護を利用していた.がん薬物療法開始前から食思不振は出現していた.1コース目は入院で行い,2コース目以降の外来化学療法中に介入を行った.

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