リレーエッセイ がん看護CNS奮闘中 ~理想と現実のギャップを乗り越える!!~ 【2】
第2回 初回更新前:OCNS認定後の理想と現実のギャップ②
専門看護師の「役割」を担うことのむずかしさ
髙津 康弘
1
1平成紫川会小倉記念病院看護部/がん看護専門看護師
pp.180-181
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango30_180
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
自己紹介
私は,2023年にがん看護専門看護師の認定を受けました.
臨床では,先の見えない中で治療を受け,さまざまな苦悩を抱えながらも希望を叶える患者と家族,そしてさまざまなことをあきらめながらも必死に生きる患者とその姿を見守り続ける家族を支えるために悩み,右往左往する日々を送っていました.日ごと自分の無力さを痛感していたため,がん看護の知識や技術を学び直し,患者に寄り添い,希望を叶えるために学びたいという思いから大学院へ進学しました.
大学院修了後は,血液内科,耳鼻科の混合病棟に所属し,患者と家族の抱える課題を多角的にとらえ,対応可能な多職種連携によるチーム医療が提供できるよう,調整に毎日奮闘しています.
© Nankodo Co., Ltd., 2025