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特集 拡大手術の技術継承―どこまで切除できて，どこからが切除不能なのか？
VII. 後腹膜肉腫
1．後腹膜肉腫に対するmaximally invasive surgeryの継承
Succession of maximally invasive surgery for retroperitoneal sarcoma
吉澤 隆裕
1
,
清水 明
1
,
窪田 晃治
1
,
野竹 剛
1
,
北川 敬之
1
,
副島 雄二
1
T. Yoshizawa
1
,
A. Shimizu
1
,
K. Kubota
1
,
T. Notake
1
,
N. Kitagawa
1
,
Y. Soejima
1
1信州大学消化器・移植・小児外科
キーワード：
後腹膜肉腫
,
サルコーマ
,
脂肪肉腫
,
平滑筋肉腫
Keyword:
後腹膜肉腫
,
サルコーマ
,
脂肪肉腫
,
平滑筋肉腫
pp.911-916
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_911
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後腹膜肉腫は後腹膜腔に発生するため，腹側の臓器の授動が必要になること，多臓器浸潤や隣接する腹部大血管に浸潤ししばしば巨大化することから，多臓器・大血管合併切除再建を伴うmaximally invasive surgeryとならざるをえないことも多い．
本稿では，maximally invasive surgeryとなることも多い後腹膜肉腫手術をどのように若い世代へと継承していくかという視点を含めながら，手術療法のエビデンス，必要となりうる手術手技，大血管合併切除再建施行症例の実際の手術について概説する．
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