Japanese
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特集 移植医療の最前線
III. 小腸
1.小腸移植の動向と成績
Trends and results of intestine transplantation
上野 豪久
1
T. Ueno
1
1大阪大学小児成育外科
キーワード:
腸管不全
,
短腸症候群
,
腸管運動障害
,
腸管リハビリテーション
Keyword:
腸管不全
,
短腸症候群
,
腸管運動障害
,
腸管リハビリテーション
pp.141-145
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_141
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小腸移植は短腸症候群や腸管運動障害などの腸管不全に対する究極の治療である.小腸移植の短期成績は近年著明に改善した.近年は,多職種連携で内科的,外科的治療と併せて腸管リハビリテーションの一部として小腸移植を考える流れとなっている.今後,長期成績の改善に努め,肝・小腸同時移植を実現していく必要がある.
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