Japanese
English
症例
カバー付き食道ステント留置による保存的治療が奏効した特発性食道破裂の1例
A case of spontaneous esophageal rupture successfully treated conservatively with covered esophageal stent
西谷 慶
1
,
中西 加寿也
2
,
清水 善明
3
,
近藤 英介
3
,
伊藤 勝彦
3
,
横山 航也
3
K. Nishiya
1
,
K. Nakanishi
2
,
Y. Shimizu
3
,
E. Kondou
3
,
K. Ito
3
,
K. Yokoyama
3
1成田赤十字病院
2東葉クリニックエアポート
3成田赤十字病院
キーワード：
特発性食道破裂
,
カバー付き食道ステント
,
保存的治療
Keyword:
特発性食道破裂
,
カバー付き食道ステント
,
保存的治療
pp.1105-1110
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_1105
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特発性食道破裂はまれな疾患であるが，発症後早期に縦隔炎や膿胸から敗血症に陥ることがあり，現在でも死亡率の高い重篤な救急疾患である．今回われわれは，手術希望のない特発性食道破裂症例に対してカバー付き食道ステント留置が奏効した1例を経験したので報告する．
© Nankodo Co., Ltd., 2025
