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特集 体腔鏡手術の教え方・学び方
I. 総論
1.Virtual reality技術を活用した内視鏡外科手術教育
Education in endoscopic surgery using virtual reality technology
進士 誠一
1
,
横堀 將司
1
,
須賀 涼太郎
1
,
吉田 寛
1
S. Shinji
1
,
M. Yokobori
1
,
R. Suga
1
,
H. Yoshida
1
1日本医科大学
キーワード:
virtual reality(VR)
,
computer graphics(CG)
,
内視鏡外科手術
,
教育
Keyword:
virtual reality(VR)
,
computer graphics(CG)
,
内視鏡外科手術
,
教育
pp.201-205
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_201
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内視鏡外科手術は外科手術において一般的な手法となったが,高度な技術と判断に熟練を要するため適切かつ効果的な教育を受ける必要がある.一方で,コンピューターや可視化デバイスの性能向上により,virtual reality(VR)テクノロジーが医学教育の分野でも取り入れられ始めた.内視鏡外科手術教育においては,360°カメラで録画した映像,医用画像解析やVRシミュレーターを用いた取り組みがなされ成果を上げつつある.VR技術を用いた医療教育・トレーニングは無限の可能性を秘めた没入型技術であり,臨床での熟練度を高め,医療の安全性を高めるための費用対効果に優れた手段となるであろう.
© Nankodo Co., Ltd., 2024