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特集 肝胆膵外科領域のロボット支援下・腹腔鏡下手術
II. 膵臓
4.低侵襲膵頭十二指腸切除術における切除アプローチ
Surgical approaches for minimally invasive pancreaticoduodenectomy
吉田 雄太
1
,
中野 大哉
1
,
阿見 勝也
1
,
登 千穂子
1
,
李 東河
1
,
村瀬 貴昭
1
,
亀井 敬子
1
,
武部 敦志
1
,
中居 卓也
1
,
松本 逸平
1
Y. Yoshida
1
,
M. Nakano
1
,
K. Ami
1
,
C. Nobori
1
,
D. Lee
1
,
T. Murase
1
,
K. Kamei
1
,
A. Takebe
1
,
T. Nakai
1
,
I. Matsumoto
1
1近畿大学肝胆膵外科
キーワード:
ロボット支援下膵頭十二指腸切除術
,
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
,
低侵襲膵頭十二指腸切除術
,
上腸間膜動脈
Keyword:
ロボット支援下膵頭十二指腸切除術
,
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
,
低侵襲膵頭十二指腸切除術
,
上腸間膜動脈
pp.1327-1335
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1327
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低侵襲膵頭十二指腸切除術(MIPD)ではその解剖学的複雑性により膵頭十二指腸を門脈・上腸間膜静脈,上腸間膜動脈からいかに切離するかが重要であり,その切除アプローチは4つに大別される.安全で確実なMIPDを行うにはアプローチを含めた手技の定型化が必要不可欠であるが,個々の症例に応じて臨機応変にアプローチ法を変更し,過不足ないリンパ節・神経叢郭清を行うことも必要とされ,さまざまなアプローチ法を知っておくことが重要である.
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