Japanese
English
症例
肝内胆管癌との鑑別に苦慮した肝原発悪性リンパ腫の1例
A case of malignant lymphoma of hepatic origin that was difficult to differentiate from intrahepatic cholangiocarcinoma
鈴木 雄一朗
1
,
青野 景也
1
,
服部 正興
1
,
平田 明裕
1
,
伊藤 量吾
1
,
吉原 基
1
Y. Suzuki
1
,
K. Aono
1
,
M. Hattori
1
,
A. Hirata
1
,
R. Ito
1
,
M. Yoshihara
1
1公立西知多総合病院外科
キーワード:
肝原発悪性リンパ腫
,
肝切除
,
DLBCL
Keyword:
肝原発悪性リンパ腫
,
肝切除
,
DLBCL
pp.1454-1460
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1454
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肝原発悪性リンパ腫は節外性悪性リンパ腫1,467例中わずかに6例(0.4%)しか認められないきわめてまれな疾患とされる1).今回われわれは,急性膵炎の発症を契機に施行した画像検査で偶発的に指摘された肝S3の腫瘤につき,肝内胆管癌と術前に診断し手術を施行するも術後に肝原発悪性リンパ腫と診断した1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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