Japanese
English
症例
術前診断し腹腔鏡下手術を施行しえたS状結腸間膜窩ヘルニアの2例
Two cases of intersigmoid hernia diagnosed preoperatively and treated by laparoscopic surgery
佐伯 昌一
1
,
宮田 隆司
2
,
東 勇気
3
,
西島 弘二
4
,
二上 文夫
4
M. Saeki
1
,
T. Miyata
2
,
Y. Higashi
3
,
K. Nishijima
4
,
F. Futagami
4
1金沢赤十字病院外科
2金沢医科大学一般・消化器外科
3金沢医療センター外科
4金沢赤十字病院外科
キーワード:
腹腔鏡
,
S状結腸間膜窩ヘルニア
Keyword:
腹腔鏡
,
S状結腸間膜窩ヘルニア
pp.1355-1360
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1355
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S状結腸間膜窩ヘルニアは,S状結腸間膜と後腹膜との癒合不全部に腸管が嵌入する内ヘルニアで,比較的まれな疾患とされている1).今回われわれは,術前に診断しえたS状結腸間膜窩ヘルニアに対して腹腔鏡下に根治術を行った2例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023