Japanese
English
症例
直腸癌術後に好酸球性胃腸炎によると思われる腸閉塞を呈した1例
A case of suspected eosinophilic gastroenteritis conservatively treated after low-anterior resection for rectal cancer
稲生 照久
1
,
中澤 俊之
1
,
高木 拓実
1
,
築山 吾朗
1
,
長谷川 誠
1
T. Ino
1
,
T. Nakazawa
1
,
T. Takagi
1
,
G. Tsukiyama
1
,
M. Hasegawa
1
1南生協病院外科
キーワード:
好酸球性胃腸炎
,
直腸癌術後
,
消化器外科術後
Keyword:
好酸球性胃腸炎
,
直腸癌術後
,
消化器外科術後
pp.385-390
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_385
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はじめに 好酸球性胃腸炎は比較的まれな疾患であるが,消化器外科術後に起こることはさらにまれである.今回われわれは直腸癌術後9日目ころから症状を呈した腸閉塞で,各種検査から好酸球性胃腸炎と考えられ,保存的に治癒した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022