Japanese
English
特集 外科医が知るべき癌終末期医療の基礎と実践
I. 総論
1.癌終末期医療における症状緩和の考え方
The concept of cancer patient’s symptom palliation at the end of life
太田 惠一朗
1
K. Ohta
1
1のぞみクリニック築地
キーワード:
癌終末期
,
緩和医療・ケア
,
チーム医療
Keyword:
癌終末期
,
緩和医療・ケア
,
チーム医療
pp.1353-1355
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1353
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
緩和医療・ケアの分野において外科医のはたす役割は大きい.外科と緩和医療・ケアには共通点が多く存在する.外科医の適性は緩和医療・ケアに通じるものがあり,特にチーム医療には好都合である.コミュニケーション能力は癌終末期患者・家族にとって重要であるばかりでなく,チーム医療を機能させるうえでも大切である.「和」を重んずる本邦の精神文化はチーム医療推進に適っている.
© Nankodo Co., Ltd., 2021