Japanese
English
症例
繰り返した腸閉塞に対してステロイドの全身投与が有効であった1例
A case of treatment with intravenous pulse steroid therapy to repeated intestinal obstruction
谷村 修
1
,
山内 靖
1
,
野田 尚孝
1
,
中村 廉
1
,
山下 裕一
1
S. Tanimura
1
,
Y. Yamauchi
1
,
N. Noda
1
,
R. Nakamura
1
,
Y. Yamashita
1
1福西会病院
キーワード:
腸閉塞
,
ステロイドパルス
Keyword:
腸閉塞
,
ステロイドパルス
pp.65-68
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_65
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はじめに 腹腔内の著明な癒着は,消化器外科医にとって頻回に遭遇する事象である.その多くは過去の腹腔内病変や手術操作により発生し,その程度は侵襲の程度やその個人の生体反応に影響を受ける.しばしば,手術を完遂しえても再手術時にはさらなる癒着を惹起し,再手術がさらに困難になるだけでなく,その術後管理も難渋する場合がある.
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