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特集 周術期感染対策Update
II. 各論
4.ICU・重症患者における感染対策
-1)カテーテル関連血流感染対策
Management of intravascular catheter-related infections
畑 啓昭
1
,
大倉 啓輔
1
H. Hata
1
,
K. Okura
1
1京都医療センター外科・感染制御部
キーワード:
カテーテル関連血流感染
,
中心静脈カテーテル
,
末梢静脈カテーテル
,
敗血症
Keyword:
カテーテル関連血流感染
,
中心静脈カテーテル
,
末梢静脈カテーテル
,
敗血症
pp.45-51
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_45
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カテーテル関連血流感染(catheter related blood stream infection:CRBSI)は,血液が感染源となっている重篤な感染症につながる疾患である.カテーテル留置時には万全の予防対策を行うことが必要である.またCRBSIを疑った場合には,診断のために培養検査を確実に行い,早期のエンピリック治療から,適切な標的治療を行ことが重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2020