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特集 大学病院では学べない外科臨床
I. 消化器外科
7．腸捻転―特に盲腸捻転・S状結腸捻転に関して
Cecal volvulus and sigmoid volvulus
本城 弘貴
1
,
草薙 洋
1
H. Honjo
1
,
H. Kusanagi
1
1亀田総合病院消化器外科
キーワード：
腸捻転
,
Sharon手術
,
S状結腸過長症
Keyword:
腸捻転
,
Sharon手術
,
S状結腸過長症
pp.433-436
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_433
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腸捻転は固定された点を中心として腸管がねじれた状態であり，機械的腸閉塞に分類される．小腸でも結腸でも起こりうる病態であるが，成人の原発性小腸捻転は本邦では非常にまれであるため，本稿では割愛する．頻度はそれほど高くないが，誰もが一度は遭遇することがあると思われる盲腸捻転とS状結腸捻転に焦点を絞りたいと思う．
© Nankodo Co., Ltd., 2020
