Japanese
English
症例
腹膜播種を伴った小腸神経内分泌腫瘍Grade 1の1例
A case of small bowel neuroendocrine neoplasms，grade 1，with mesenteric dissemination
𠮷村 幸祐
1
,
田原 浩
1
,
前田 佳之
1
,
布袋 裕士
1
,
坂部 龍太郎
1
,
佐々木 なおみ
1
K. Yoshimura
1
,
K. Tahara
1
,
Y. Maeda
1
,
H. Hotei
1
,
R. Sakabe
1
,
N. Sasaki
1
1呉共済病院
キーワード：
鏡視下手術
,
小腸NEN
,
腹膜播種
,
Grade 1
Keyword:
鏡視下手術
,
小腸NEN
,
腹膜播種
,
Grade 1
pp.1169-1172
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1169
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はじめに 本邦では消化管神経内分泌腫瘍（neuroendocrine neoplasm：NEN）はまれであるが，その中でも小腸NENは0.6％程度と非常にまれである1）．今回われわれはカルチノイド症候群を含む異常所見を認めなかったため発育期間が長期となり，リンパ節転移，腹水細胞診陽性，腹膜播種を伴う進行病変にいたったと考えられた手術症例を経験したため報告する．
© Nankodo Co., Ltd., 2020
