Japanese
English
特集 ロボット手術の現状と展望
II. 各論
1.心臓手術
Robot-assisted cardiac surgery
石川 紀彦
1
,
渡邊 剛
1
N. Ishikawa
1
,
G. Watanabe
1
1ニューハート・ワタナベ国際病院心臓血管外科
キーワード:
ロボット
,
心臓
,
僧帽弁形成術
,
冠状動脈バイパス術
,
da Vinci
Keyword:
ロボット
,
心臓
,
僧帽弁形成術
,
冠状動脈バイパス術
,
da Vinci
pp.907-909
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_907
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心臓外科手術は胸骨正中切開アプローチで心停止下に行うものが標準術式とされてきたが,手術支援ロボットを用いることで内視鏡下のバイパス手術や心内手術が可能となった.胸壁の破壊を最小限にするこれらの手術は整容に優れているだけでなく,輸血や合併症の軽減,早期社会復帰を実現する.2018年4月以降,術式の一部の保険収載が認められるようになったが,今後は安全な術式の普及のためのシステム,教育が不可欠である.
© Nankodo Co., Ltd., 2018