Japanese
English
特集 消化器癌に対する最新の集学的治療戦略
I. 総論
1.化学療法(分子標的薬・免疫療法を含む)
The role of chemotherapy in multidisciplinary treatment
川上 武志
1
,
町田 望
1
T. Kawakami
1
,
N. Machida
1
1静岡県立静岡がんセンター消化器内科
キーワード:
消化器癌
,
化学療法
,
分子標的薬
,
免疫療法
Keyword:
消化器癌
,
化学療法
,
分子標的薬
,
免疫療法
pp.793-797
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_793
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消化器癌領域では手術や放射線により治癒する症例がある一方,微小転移と呼ばれる病変が存在し,再発して治癒が困難となる症例が存在する.微小転移に対する治療においては,術前・術後の化学療法単独や,放射線療法との併用など化学療法が重要な役割をはたしている.さらに近年,診断時に根治切除不能であっても治療に奏効し根治切除可能となる,いわゆるconversion therapyの開発が各臓器ごとにすすんでいる.
© Nankodo Co., Ltd., 2018