Japanese
English
症例
腹腔鏡下生検で確定診断を得た外腸骨リンパ節結核の1例
A case of extrapulmonary tuberculosis of pelvic lymph node diagnosed by laparoscopic biopsy
兼子 晋
1
,
板橋 哲也
1
,
小林 薫
1
,
照屋 正則
1
,
上西 紀夫
1
S. Kaneko
1
,
T. Itabashi
1
,
K. Kobayashi
1
,
M. Teruya
1
,
M. Kaminishi
1
1公立昭和病院外科・消化器外科
キーワード:
外腸骨リンパ節結核
,
肺外結核症
,
腹腔鏡下生検
Keyword:
外腸骨リンパ節結核
,
肺外結核症
,
腹腔鏡下生検
pp.675-678
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_675
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はじめに 結核は肺だけではなく,種々の臓器に感染する機会がある感染症である.そのため,各臓器単独の結核症が存在することに留意し診療にあたらなければ,肺外結核の診断は困難となる.今回われわれは,外腸骨リンパ節生検により確定診断が可能となった肺外結核のまれな1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018