Japanese
English
症例
抜管時に患側鼠径部が著明に膨隆し腹腔内観察を要したtransabdominal preperitoneal repair(TAPP)の1例
A case of prominent inguinal bulge which required intraperitoneal re-observation at extubation immediately after TAPP
中島 高広
1
,
山崎 悠太
1
,
藤田 恒憲
1
,
大野 伯和
1
,
楠 信也
2
T. Nakajima
1
,
Y. Yamazaki
1
,
T. Fujita
1
,
M. Ohno
1
,
N. Kusunoki
2
1兵庫県立柏原病院外科
2神戸大学肝胆膵外科
キーワード:
鼠径ヘルニア再発
,
抜管
,
TAPP
Keyword:
鼠径ヘルニア再発
,
抜管
,
TAPP
pp.382-385
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_382
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成人鼠径ヘルニアに対するtransabdominal preperitoneal repair (TAPP)は,腹腔鏡下手術の普及とともに本術式を選択する施設が増加している1).しかし各種メッシュを使用した前方アプローチ法と比べて再発率は高いため,主原因であるメッシュの逸脱2)を予防することは重要であり対策として確実なメッシュ固定を心がけることはもちろんであるが,抜管時に患側鼠径部を手掌
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