Japanese
English
症例
下大静脈フィルターが十二指腸に穿通した抗リン脂質抗体症候群の1例
A case of duodenal penetration by an IVC filter with antiphosphoid syndrome
田中 常雄
1
,
松本 興治
1
,
玉置 基継
1
,
山下 克也
1
T. Tanaka
1
,
K. Matsumoto
1
,
M. Tamaki
1
,
K. Yamashita
1
1豊橋医療センター
キーワード:
下大静脈フィルター
,
十二指腸穿通
,
抗リン脂質抗体症候群
Keyword:
下大静脈フィルター
,
十二指腸穿通
,
抗リン脂質抗体症候群
pp.291-294
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_291
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抗リン脂質抗体症候群は塞栓症の再発が多い疾患であり,治療に難渋することがある.今回われわれは,全身性エリテマトーデス(SLE)を合併した抗リン脂質抗体症候群に発症した下肢静脈血栓症に対し,留置された下大静脈フィルターが十二指腸に穿通した症例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018