運動器疾患の画像診断
MRI診断 関節唇損傷の評価 股関節唇損傷例に対する超音波ガイド下関節注射後放射状撮像関節造影MRIの検討
渡邊 宣之
1
,
井口 普敬
,
和田 郁雄
,
小林 正明
,
後藤 英之
,
野崎 正浩
,
土屋 篤志
,
多和田 兼章
,
大塚 隆信
1公立陶生病院 整形外科
キーワード:
関節造影
,
関節リウマチ
,
股関節
,
MRI
,
インターベンショナル超音波診断
,
大腿寛骨臼インピンジメント
,
関節唇
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Arthrography
,
Hip Joint
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Ultrasonography, Interventional
,
Femoracetabular Impingement
pp.95-99
発行日 2012年10月25日
Published Date 2012/10/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2013043387
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股関節唇損傷に対する鏡視下手術の術前に超音波ガイド下関節注射後放射状撮像関節造影MRI(rMRI)を行った症例で、手術時に関節唇損傷の状態を確認しえた10例を対象に、MRI所見と鏡視所見の一致率について調査した。その結果、「関節唇損傷の有無」の一致率は90%、「損傷の位置」の一致率は80%であった。これらの結果からrMRIの有用性が示唆された。
©Nankodo Co., Ltd., 2012