特集 関節鏡手術の最新の話題
股関節鏡 Pincer病変に対する鏡視下手術
柴田 弘太郎ロバーツ
1
,
大原 英嗣
1神戸市民病院機構神戸市立西神戸医療センター 整形外科
キーワード:
関節鏡法
,
股関節
,
骨切り術
,
MRI
,
X線CT
,
三次元イメージング
,
スーチャーアンカー
,
大腿寛骨臼インピンジメント
,
関節唇
Keyword:
Arthroscopy
,
Hip Joint
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Osteotomy
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Suture Anchors
,
Femoracetabular Impingement
pp.96-103
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017206979
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POINT
①診察,X線・CT・MRI検査により病変だけではなく病態も正しく評価する必要がある。 ②キシロカインテストにより痛みの局在が股関節内であることを診断する。 ③ 本術式はポータル間の関節包切開を行わず,ポータルのみを使用して関節包や腸骨大腿靱帯 の連続性を極力温存する手術手技である。 ④ポータルを適切な位置に設置することが本術式では特に重要である。 ⑤ 臼蓋縁の骨切除量が過剰になると医原性の寛骨臼形成不全を引き起こす可能性があり,骨切 除量に十分注意する必要がある。
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