発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2001223951
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サポートリングを使用した寛骨臼に大きな骨欠損を伴う4例5関節を検討した.GAPカップ等のサポートカップを用いることで,腸骨への直接のスクリュー固定を介し,強固な固定が得られ,早期から可動域訓練,歩行も可能であった.術後の人工関節の可動性も良好で,経過観察時点ではいずれの症例も自力歩行,杖歩行が可能であった.以上より,人工臼蓋の荷重部にあたる部位に大きな骨欠損があり固定できない場合は,サポートリングの使用が有用であった
©Nankodo Co., Ltd., 2001