発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2001223945
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人工股関節再置換術の臼蓋側に同種骨移植を行った34関節の成績を検討した.経過観察期間は平均5年8ヵ月であった.移植に用いた同種骨の状態は,塊状3関節(typeI),細片状11関節(typeII),両者併用20関節(typeIII)であった.typeI,IIの14関節は全て良好であった,typeIIIでは14関節は良好,6関節は不良であった.臼蓋欠損のtype別の値を比較したところ,typeIII群はtypeI,II群に比べ有意に大きい値であった.又,typeIIIの良好と不良の比較では有意差は見られなかったが,不良が良好に比し低位であった骨頭中心の外方化についてはtypeI,II,III間で有意差はなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2001