発行日 2005年1月20日
Published Date 2005/1/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2005102199
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癌性疼痛のためモルヒネを内服している外来通院患者のモルヒネ使用に対する懸念とその関連要因を明らかにすることを目的に,32名(うち,男性18名.40~71歳.平均年齢57.9歳)を対象にBarriers Questionnaire(BQ),日本語版簡易疼痛調査表(BPI)を用いた面接を実施した.その結果,モルヒネ使用に対する懸念については,BQのサブスケールの「病気の進行への心配」「耐性の心配」「習慣性の心配」の得点が高く,年齢とBQの「あきらめ」「習慣性の心配」「耐性の心配」及びBQ全体との間に有意な負の相関が認められた.また,BPIの「弱い痛み」「今の痛み」とBQには有意な相関がみられた
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