発行日 2005年1月20日
Published Date 2005/1/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2005102198
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60歳以上の肺癌患者における化学療法後の食事摂取量と嗜好の変化を明らかにすることを目的に,23名(うち,男性14名.平均年齢68.0±5.3歳)を対象に化学療法前・化学療法後4日目・6日目の計3回,食事摂取量を秤量法で測定した.また併せて,食べ物や味付けの嗜好の変化などについて,半構成的面接を実施した.その結果,食事摂取量については,化学療法前と化学療法後6日目に有意差が認められた.また,化学療法後の嗜好の変化については,6名(26.0%)が食べ物の好みの変化を,9名(39.1%)が味付けの好みの変化を感じていることが分かった
©Nankodo Co., Ltd., 2005