発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2001263735
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原発性肝臓がんとは肝臓に発生する上皮性悪性腫瘍の総称であるが,その殆どが肝細胞がんである.一方,胆道がんとは肝外胆道系を原発とするがん腫の総称である.肝細胞がんに対しては複数の治療法が存在し,腫瘍の進行度のみならず肝機能も評価したうえで治療法を選択する.しかし,肝細胞がんは,根治的治療を行った場合にも高率に肝内再発をきたす.胆道がんに対する治療の第一選択は外科的切除であるが,切除不能の胆道がんの予後は極めて不良である
©Nankodo Co., Ltd., 2001