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Internal Medicine Volume 119, Issue 5 （May 2017）

臨床雑誌内科 119巻5号（2017年5月発行）

海外に行くと言われたら-渡航前後の医学的問題について帰国後に生じる問題を症候から考える

皮疹加藤哲朗 ¹ ¹東京慈恵会医科大附属病院感染制御部キーワード：チクングニヤウイルス , デング熱 , 髄膜炎菌感染症 , 鑑別診断 , 性感染症 , 腸チフス , ツツガムシ病 , ハエ幼虫症 , 病歴聴取 , 発疹 , Hansen病 , 旅行医学 , 輸入感染症 , チクングニヤ熱 , ジカウイルス感染症 Keyword: Zika Virus Infection , Communicable Diseases, Imported , Diagnosis, Differential , Dengue , Chikungunya virus , Exanthema , Leprosy , Meningococcal Infections , Medical History Taking , Myiasis , Sexually Transmitted Diseases , Scrub Typhus , Typhoid Fever , Travel Medicine , Chikungunya Fever pp.987-993

発行日 2017年5月1日 Published Date 2017/5/1

DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017209345

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文献概要
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海外渡航者数の増加に伴い,さまざまな疾患に罹患する帰国者も増加している.帰国者が病院を受診する際の症状として,皮疹･皮膚病変の頻度も高い.皮疹を呈する疾患は非常に多岐にわたり,軽症から重篤なものまでさまざまである.日本には存在しない,あるいはほとんど診療する機会のない疾患などにも遭遇することがあり,不明な場合には専門医に相談するべきである.