すべての内科医のためのHIV感染症-長期管理の時代に HIV感染症の合併症 非AIDS指標疾患を中心に
心血管系合併症
水野 篤
1
1聖路加国際病院 循環器内科
キーワード:
HIV Infection
,
医師
,
心筋疾患
,
心臓カテーテル法
,
心臓血管疾患
,
心臓血管疾患学
,
心不全
,
肺高血圧症
Keyword:
Cardiovascular Diseases
,
Cardiology
,
Cardiac Catheterization
,
Heart Failure
,
Hypertension, Pulmonary
,
Cardiomyopathies
,
Physicians
,
HIV Infections
pp.771-775
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016024547
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非循環器内科医にとって,HIVの長期管理に伴う心血管系合併症(虚血性心疾患,心膜心筋症,心不全,肺高血圧)のことを認識しておく必要はある.ただし,現状では,HIVであろうがHIVでなかろうが,心血管系合併症に対する治療が異なるわけではないため,そこまで恐れるに足らない.循環器内科医にとって,HIV自身の感染性,安全性についてより理解を深め,今後,非循環器内科医と共同して治療にあたっていかねばならない.
©Nankodo Co., Ltd., 2015