高齢者のリウマチ・膠原病はこう診る 高齢者で頻度の高いリウマチ・膠原病:診断と治療各論
全身性エリテマトーデス
山川 範之
1
,
藤井 隆夫
1京都大学医学部附属病院 免疫膠原病内科
キーワード:
Steroids
,
関節炎
,
エリテマトーデス-全身性
,
骨粗鬆症
,
漿膜炎
,
鑑別診断
,
薬疹
,
クラスター分析
,
年齢因子
,
薬歴
,
長期投与
Keyword:
Age Factors
,
Arthritis
,
Diagnosis, Differential
,
Drug Eruptions
,
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Osteoporosis
,
Steroids
,
Serositis
,
Cluster Analysis
pp.399-401
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015112951
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高齢発症SLEの特徴として,漿膜炎,呼吸器疾患,血球減少などがみられやすい.薬剤誘発性ループスの除外のため薬剤歴の聴取に留意すべきである.長期罹患の高齢SLEでは,ステロイド性骨粗鬆症などに注意が必要である.SLEのクラスター解析では,年齢によって臨床的特徴が区別できる可能性が示された.
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