一般内科外来でみる出血傾向 「ぶつけてないのにアザ!」にあわてない 血小板減少を生じる主な疾患の診断と治療
膠原病に伴う血小板減少症
桑名 正隆
1
1日本医科大学 アレルギー膠原病内科
キーワード:
結合組織疾患
,
血小板減少症
,
出血性疾患
,
鑑別診断
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Connective Tissue Diseases
,
Hemorrhagic Disorders
,
Thrombocytopenia
pp.241-243
発行日 2014年8月1日
Published Date 2014/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014279909
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膠原病のなかで血小板減少症の頻度がもっとも高い疾患は全身性エリテマトーデス(SLE)である.膠原病でみられる血小板減少症の機序は多彩であるが,免疫性血小板減少症の頻度がもっとも高い.血小板減少症や紫斑を主訴に受診した例では,膠原病の存在を疑って詳細な問診,身体所見をとることが必要である.
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