医療関連感染症 起こさないためにどうするか? 起きてしまったらどうするか? 医療関連感染症の主要な疾患
尿路感染症
佐藤 昭裕
1
,
中村 造
1東京医科大学附属病院 感染制御部
キーワード:
危険因子
,
検尿
,
院内感染
,
抗細菌剤
,
細菌感染症
,
鑑別診断
,
尿路カテーテル法
,
尿路感染症
,
医薬品適正使用
,
カテーテル感染
,
細菌薬剤耐性
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Bacterial Infections
,
Diagnosis, Differential
,
Cross Infection
,
Risk Factors
,
Urinary Catheterization
,
Urinary Tract Infections
,
Urinalysis
,
Drug Resistance, Bacterial
,
Catheter-Related Infections
pp.911-914
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014039702
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
入院患者における感染症の3分の1が尿路感染といわれている.カテーテル関連尿路感染症は不要なカテーテルを挿入しないことで防止可能な医療関連感染である.カテーテル関連尿路感染症の起炎菌は単純性尿路感染と異なり,薬剤耐性菌や複数菌であることが多い.尿路感染症の治療効果判定には尿のグラム染色が非常に有用である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013