循環器薬 使い方プラクティス 疾患別循環器薬の使い方 《不整脈》
I群抗不整脈薬
小松 隆
1
,
中村 元行
1岩手医科大学 内科学講座心血管・腎・内分泌内科分野
キーワード:
Flecainide
,
抗不整脈剤
,
不整脈
,
Cibenzoline
,
Sodium Channel Blockers
Keyword:
Anti-Arrhythmia Agents
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Flecainide
,
Sodium Channel Blockers
,
Cifenline
pp.517-522
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013305824
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抗不整脈薬療法の治療目標は,生活の質(QOL)向上と生命予後の改善である.I群抗不整脈薬療法の導入時には,患者背景(基礎心疾患の有無,心・腎・肝機能,年齢,併用薬,電解質異常など)を十分に把握する必要がある.I群抗不整脈薬療法の際には,長期投与による有害事象に注意が必要である.孤立性あるいは基礎心疾患が軽度な発作性心房細動に対する抗不整脈薬療法には,自律神経の関与に準拠した薬剤選択が推奨されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013