急性腎障害(AKI)-概念の確認から、さらなる予後改善を目指して
《AKIの診断》画像診断
岡 真知子
1
,
日高 寿美
,
小林 修三
1湘南鎌倉総合病院 腎臓病総合医療センター
キーワード:
MRI
,
超音波診断
,
急性腎障害
,
腹部CT
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Ultrasonography
,
Acute Kidney Injury
pp.396-398
発行日 2012年9月1日
Published Date 2012/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012335876
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●AKIの原因を的確に判断し治療を行うために、適切な画像診断を用いる。●腹部超音波検査は簡便かつ非侵襲で広く施行されている。●腹部CT検査は、腎後性AKIの状況を把握する際に重要である。また、造影剤を用いALPEや腎梗塞の診断を行う。●ガリウムシンチグラフィーは間質性腎炎で陽性となる。レノグラム検査では、左右の分腎機能だけでなく、病変部位の診断の一助となる。●MRIは腎動脈狭窄、AKIの評価にも用いられることがある。
©Nankodo Co., Ltd., 2012