関節リウマチ診療update-これだけは知っておきたい知識とは?
《治療にあたり内科医が知るべき知識》 感染症予防のためのワクチン接種(インフルエンザ、肺炎球菌)
潮平 芳樹
1
,
与那覇 朝樹
,
幸地 政子
,
村山 知生
,
張 同輝
,
永山 聖光
,
西平 守邦
1豊見城中央病院 腎臓・リウマチ膠原病内科
キーワード:
インフルエンザ-ヒト
,
インフルエンザワクチン
,
易感染性宿主
,
関節リウマチ
,
感染症予防
,
肺炎球菌感染症
,
予防接種
,
肺炎球菌ワクチン
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Communicable Disease Control
,
Influenza, Human
,
Influenza Vaccines
,
Pneumococcal Infections
,
Vaccination
,
Immunocompromised Host
,
Pneumococcal Vaccines
pp.634-636
発行日 2012年4月1日
Published Date 2012/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012181576
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・23価肺炎球菌ワクチンはわが国で唯一実用化されている肺炎球菌感染を予防するワクチンである。・接種適応患者は65歳以上の高齢者や脾摘患者、心・呼吸器の慢性疾患、腎不全、肝硬変、糖尿病、免疫抑制薬を内服している患者などである。・肺炎球菌ワクチンは5年に1回接種し、再投与も可能になった。・インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用は、肺炎球菌性肺炎に対する発症予防効果、および死亡数を減らす。
©Nankodo Co., Ltd., 2012