その輸液、間違っていませんか?-輸液のコントラバシーとピットフォール
栄養輸液をするための栄養・代謝生理学のキホン
大村 健二
1
1山中温泉医療センター
キーワード:
糖新生
,
Glucose
,
Triglycerides
,
エネルギー代謝
,
脂質代謝
,
不飽和脂肪酸
,
タンパク質代謝
,
糖代謝
Keyword:
Energy Metabolism
,
Fatty Acids, Unsaturated
,
Gluconeogenesis
,
Glucose
,
Triglycerides
,
Carbohydrate Metabolism
,
Lipid Metabolism
pp.193-199
発行日 2012年2月1日
Published Date 2012/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012143513
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●静脈内に強制的に栄養を投与する輸液(静脈栄養)の非生理性を十分理解する必要がある。●ブドウ糖の投与量は、生体の消費を理解して定める。●ブドウ糖の過剰投与にインスリンの投与で対処すれば、余剰は脂肪新生に流れる。●静脈内に投与された脂肪粒子は、小腸上皮から吸収された中性脂肪と同様の行動をとる。●静脈栄養を施行する際、総合アミノ酸製剤を使用できない状態はほとんどない。
©Nankodo Co., Ltd., 2012