これからの高齢者医療-診断・治療・予防への対応
《高齢者の在宅医療》在宅医療に必要な知識と技術
平原 佐斗司
1
1東京ふれあい医療生活協同組合梶原診療所 在宅サポートセンター
キーワード:
緩和ケア
,
予防医学
,
高齢者保健医療サービス
,
保健医療サービスの必要と要求
,
需要評価
,
在宅医療
,
心理学的アセスメント
Keyword:
Health Services for the Aged
,
Health Services Needs and Demand
,
Palliative Care
,
Preventive Medicine
,
Needs Assessment
pp.1180-1183
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012088952
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・訪問診療の対象者は疾病や老化のために何らかの障害をもち、長期ケアが必要な患者や終末期の患者であり、その多くは後期高齢者である。・高齢者ケアでは、疾患、障害、心理的問題、社会的問題が複雑に絡み合った状態で存在し、多職種によるチームアプローチ(IPW)が最善の結果をもたらす。・ほとんどの在宅高齢者は、長期ケアやリハビリテーション、緩和ケアを必要としている。医師は、病態のアセスメントだけでなく、機能や苦痛のアセスメントなど多様なアセスメント能力が求められる。・在宅医療には、導入期-安定期-急性期-看取り期の諸相があるが、アセスメントやケアの方法は各ステージで異なる。
©Nankodo Co., Ltd., 2011