内科医が診る関節リウマチ State of Art
診断に必要な知識とは? 内科医が知っておくべきポイント 整形外科に依頼すべき病変と病態は?
亀田 秀人
1
1埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病科
キーワード:
関節リウマチ
,
鑑別診断
,
整形外科
,
中足指節関節
,
理学的検査
,
リハビリテーション
,
紹介と相談
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Diagnosis, Differential
,
Metatarsophalangeal Joint
,
Physical Examination
,
Referral and Consultation
,
Rehabilitation
,
Orthopedic Procedures
pp.645-648
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009143417
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
内科・整形外科を問わず、炎症の4徴に沿って関節所見を診察し、関節の大きさと個々の関節のADLへの影響を意識しながら、治療にあたる。内科から整形外科への依頼には、鑑別診断、関節局所への治療強化、機能再建、リハビリテーションがある。内科・整形外科間の診療依頼は、たがいに早めに行うよう必がける。内科と整形外科がそれぞれの専門性を生かした、補完しながら診療を進めることが、患者にとって最良の転帰につながる。
©Nankodo Co., Ltd., 2009