発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005190843
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62歳女.26年前に関節リウマチ(RA)を発症し,12年間に亘りプレドニゾロン5mを内服していた.左前足部痛が出現し,母趾中足趾節(MTP)関節固定術,第2~5中足骨骨頭切除術を行ったところ,術後3ヵ月時点では母趾MTP関節固定部位の骨癒合は良好であった.しかし,術後5ヵ月経過時点で誘因なく第1中足骨基部の疼痛が出現した.その後も疼痛は続き,術後8ヵ月経過時点では第1中足骨基部に疲労骨折と思われる骨梁変化と仮骨形成を認めた.現在,骨折部の骨癒合は良好で,特に疼痛は認めない
©Nankodo Co., Ltd., 2005