整形手術手技
関節リウマチの外反母趾に対するSwansonインプラントによる中足趾節関節置換術とロッキングプレートを使用した中足骨近位矯正骨切り固定術併用手術
山中 一
1
,
玉井 浩
,
鈴木 宗貴
,
小林 達也
,
江口 和
1国立病院機構下志津病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
関節リウマチ
,
骨切り術
,
内固定法
,
骨板
,
中足骨
,
中足指節関節
,
外反母趾
,
足関節置換術
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Bone Plates
,
Hallux Valgus
,
Fracture Fixation, Internal
,
Metatarsal Bones
,
Metatarsophalangeal Joint
,
Osteotomy
,
Radiography
,
Arthroplasty, Replacement, Ankle
pp.64-66
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2014169999
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関節リウマチの外反母趾に対してSwansonインプラントによる中足趾関節置換術、ロッキングプレートを用いた中足骨近位矯正骨切り固定術併用手術を行った10例の術後成績を検討した。男性1例、女性9例で、手術時平均年齢は65.5歳、術後平均経過観察期間は14ヵ月であった。その結果、外反母趾角は術前平均48.7°から術後10.8°に、第1-第2中足骨間角は術前平均28.6°が術後5.5°に改善した。米国足の外科学会の母趾スケールでは術前平均32.4点が術後84.3点に改善し、骨切り部は全例で骨癒合が得られ、合併症は1例で創傷治癒延長がみられたが、自然治癒した。
©Nankodo Co., Ltd., 2014