脂質異常症 基本を踏まえた実践
こんな病態にはどうすべきか? 薬剤性脂質異常症
大須賀 淳一
1
1東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科
キーワード:
抗精神病剤
,
Adrenergic Beta-Antagonists
,
インスリン抵抗性
,
脂質異常症
,
脂質代謝
,
副腎皮質ホルモン
,
免疫抑制剤
,
薬物相互作用
,
利尿剤
,
医薬品副作用と有害反応
Keyword:
Adrenal Cortex Hormones
,
Adrenergic beta-Antagonists
,
Drug Interactions
,
Diuretics
,
Insulin Resistance
,
Immunosuppressive Agents
,
Antipsychotic Agents
,
Dyslipidemias
,
Lipid Metabolism
,
Drug-Related Side Effects and Adverse Reactions
pp.105-108
発行日 2009年1月1日
Published Date 2009/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009072548
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薬剤性脂質異常症を熟知しておくことは大切であるが、原疾患の治療のためやむをえない場合も多い。降圧薬を選択する際には、インスリン感受性に対する配慮をすべきである。原因薬剤が使われている状況で脂質低下薬を検討する場合には、薬物相互作用などに留意して、適正に使用すべきであろう。
©Nankodo Co., Ltd., 2009